2018年度版『歌人年鑑』の校正紙
日本短歌協会の2018年度版『歌人年鑑』が今年の5月に刊行されました。そのゲラをそろそろ処分しようと思いますが、記念にそのうちの何枚かをお見せします。
表紙と巻頭のグラビアページに使われている写真は、すべて甲村秀雄氏が撮影したものです。
私くらい(誰?)の編集の達人になると、「これと同じにして下さい」みたいな指示でも印刷所にはちゃんと伝わります(笑)。
この『歌人年鑑』には、参加した歌人の作品が各12首ずつ掲載されています。今年度版は71名が参加しました。
短歌だけでなく、エッセーも発表できます。今年度版のテーマは「私の一番好きな『歌』」でした。
自主制作作品集として、有志が短歌や俳句、随想を発表しています。
日本短歌協会賞は、今年は残念ながら受賞者なしでしたが、過去の受賞者はみなさんそうそうたる歌人です。
今年度版の作品集成は「光と影の『歌』の帆船」でした。来年度版は「光と影の『緑』の帆船」です。
日本短歌協会は小さな船ではありますが、日本の和歌の歴史という大海で航海を続けています。